あの夏が教えてくれた (創元推理文庫)

  • 東京創元社 (2024年3月29日発売)
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感想 : 9
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ボーディは田舎町で暮らす15歳の少年。父を亡くし母親と寂しい日々を送っている。高校に馴染めず、友達は一人もいない。静かすぎるその町で最近大事件が起きた。町最大の企業に勤める黒人女性が不審な失踪を遂げたのだ。捜査中の保安官が、ボーディが慕っている隣人のホークを訪ねてきた。女性はかつてホークの部下で、ふたりのあいだには噂があったという。思いがけない事件が、ボーディの日常に不穏な影を落とす――。現実に悩みながらも、少年は鮮やかに成長する。『償いの雪が降る』の著者による心震える青春ミステリ!

翻訳四作目。今回も良作。少年たちの一夏の冒険記かと思いきや、そうではありませんでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 翻訳ミステリ
感想投稿日 : 2024年4月4日
読了日 : 2024年4月4日
本棚登録日 : 2024年4月4日

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