主人公の桐原一哉は高校の社会科の先生で、何かあるといつも面倒くさいと思ってしまいます。その先生の周りで色々問題の抱えた先生や生徒、同郷の女の友人や飲み屋で見かけたポスターカラーの女の人が、面倒なことを持ち込んできます。そして、面倒と思っていつもクールにかわしていた桐原先生がいつの間にか、問題解決に動きます。熱血には成り切らず、でも暖かくお話が進みます。桐原先生の心のうちがたびたび書かれていて、その部分が笑えて、お話に色が添えられています。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2020年8月5日
- 読了日 : 2020年8月5日
- 本棚登録日 : 2020年8月5日
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