青の殺人

  • 原書房 (2000年2月1日発売)
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本棚登録 : 26
感想 : 6

エラリー・クイーンの作品を初めて読んだ。
そもそも、クイーンがフレデリック・ダネイとマンフレッド・リーの合作ペンネームで、本作は「クイーンの愛弟子」であるエドワード・D・ホックが、リーとダネイの監修を経て、クイーン名義で発表したものだそうだ。
ややこしや。
しかも、自分にとって初めての海外ミステリーだった。
「ピケ」や「ロビー活動」、「タウンハウス」など、一般的な言葉だけど自分が知らないだけなのか?こういった言葉がまず新鮮だった。
映画を観ているような感覚で読み進めることができた。
最後のソル・ダールマンの正体は「やられた」という感じ。

伝説的な映画「ワイルド・ニンフ」を残して20年前に失踪した映画監督の行方を追っていた映画プロデューサーが何者かに殺された。
州知事の命を受けた特別捜査官マイカ・マッコールは、現地に赴くが、関係者は一様に口を閉ざし捜査は難航する。
映画監督ソル・ダールマンの正体とは?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年2月26日
読了日 : 2014年2月26日
本棚登録日 : 2014年2月26日

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