日本の歴史 19 改版 (中公文庫 S 2-19)

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  • 中央公論新社 (2006年2月1日発売)
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中央公論の歴史本第19巻。時代は幕末。ペリーが来航し、各国が日本に対し開国を迫る中で、幕政担当者は開国をすべきかなかなか答えが出せないでいた。巷では水戸藩を理論的支柱として尊王攘夷思想が吹き荒れ、異人斬りといった蛮行まで起こる始末。時の大老井伊直弼は安政の大獄で尊王攘夷思想を持つ吉田松陰、橋本左内、梅田雲浜、頼三樹三郎等を死罪とした。そして将軍の相続人として徳川慶福を押し、家定の後継として将軍にし慶福は14代将軍徳川家茂となった。天皇の勅許をまたずに勝手に条約を結んだ井伊直弼は、その後水戸藩脱藩志士に暗殺される。その後公武合体を目指し、和宮を降嫁させるも家茂は死亡、15代将軍に一橋慶喜が抜擢される。生麦事件からの薩英戦争、四国艦隊下関砲撃事件により薩摩と長州は倒幕に傾き、坂本龍馬が薩長同盟を結ぶ。龍馬は近江屋で暗殺され、その後大政奉還となる。
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https://takeshi3017.chu.jp/file9/naiyou33501.html

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他
感想投稿日 : 2023年10月11日
読了日 : 2023年10月11日
本棚登録日 : 2023年10月11日

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