今年一番感動した本。
太平洋戦争や特攻隊については人並み以上の知識があり、隊員の遺書を目にしたこともあって、かなり深く知っていたつもりであったが、隊員一人ひとりの心情をここまで心から考えさせられる本に出会ったことはなかった。
本書はフィクションであるが内容がリアルで、涙なくして読めない。また臆病といわれる主人公が、実は神業を持つエースパイロットで、家族や同僚を思い、周りを助けていくという王道の伏線回収が物語としても楽しめる内容であった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年10月30日
- 読了日 : 2023年10月30日
- 本棚登録日 : 2023年10月30日
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