楽聖モーツァルトの遺した『モーツァルトの子守唄』。<br>
その楽譜には、彼の死にまつわる陰謀が隠されていた……。<br>
誰もが知っている偉大な音楽家ベートーヴェンがその謎に挑む!
<br><br>
十年ほど前に購入したミステリーですが、今でも時々読み返して
しまうおもしろさ。<br>
当時にウィーンの描写が丁寧に描かれていて、音楽に詳しい人も
詳しくない人も楽しめます。もちろんミステリーとしても。<br>
残念ながら文庫版は絶版のようですが、表紙が『パタリロ』の作
者の絵でした。古書店などで探せばまだあるかもしれません。<br>
続編に『ベートーヴェンな憂鬱症』という短編集もあり。<br>
最近コミック化もされたようですが、そちらは未読です。
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カテゴリ:
小説・エッセイ
- 感想投稿日 : 2004年11月11日
- 本棚登録日 : 2004年11月11日
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