<脳と文明>の暗号 言語・音楽・サルからヒトへ (KS一般書)

  • 講談社 (2013年8月24日発売)
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感想 : 12
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音楽の起源は自然を模倣したものとして、心臓の鼓動、話し言葉、セックスなどを検証し、最終的に人の動作音と説く。人間の脳が持つ人が近づいて来るあるいは遠ざかるときの音を聞き分ける能力が、ドップラー効果による音の高低として、それがメロディを聞き分ける能力に発展したと理論を展開し、様々な実験結果とクラッシク音楽を照合して結論付けるとても興味深い論考です。
もともと想定していた内容とやや異なっていて、かつ前口上が長いのと寒いギャグが鼻に付くのでページを捲るのがあまり楽しくなかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年3月23日
読了日 : 2014年3月23日
本棚登録日 : 2014年3月23日

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