信長燃ゆ(下) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2004年9月29日発売)
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本棚登録 : 225
感想 : 31
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信長の行動は西洋諸国による侵略から日本を守り、逆に海外に勢力を伸ばすために神道に裏付けられた皇族と公卿による支配体制からの脱却を目指したものだと思えば、あの時代に進歩的な考え方を持っていた偉大な人だったのだなと思う反面、それでも歴史に残る残る残虐行為を認めることはできない。
近衛前嗣のしたたかぶりもなかなかのものですね。
あと、この物語にロマンスが必要だったかは疑問です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2019年10月16日
読了日 : 2019年10月16日
本棚登録日 : 2019年4月11日

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