本書を読んで町名主という制度を初めて知った。
江戸の揉め事を解決する人情物語の連作短編集ですが、しゃばけシリーズとは趣きが異なり全て人間の知恵と捜査で解き明かされていきます。
ただ、単なる円満解決ではなく少しだけ当事者が自らの行動を顧みて反省する余地を残しているところが温かな余韻に繋がるのだと思う。
麻之助の叶わない恋心の行く末はいかに。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年1月3日
- 読了日 : 2021年1月5日
- 本棚登録日 : 2020年9月26日
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