愛憎: 吉原裏同心(十五) (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社 (2011年10月12日発売)
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本棚登録 : 274
感想 : 22
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田沼派の暗躍は前回で一応終了したのか、今回は長崎から違う勢力が登場。
確かに当時の吉原がもつ経済的な魅力は途轍もないものだったと思うけれど、攻め方があまりに強引なので完全な悪役にしかならない。まあ勧善懲悪物語なので仕方がないか。
鉄砲が登場すると流石に幹次郎の剣も危なくなるので飛び道具の必要性も分かりますが、この技で鉄砲に立ち向かうのは流石に無理があると思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年10月9日
読了日 : 2021年10月9日
本棚登録日 : 2021年5月29日

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