ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2002年7月10日発売)
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感想 : 486
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岡山の山村や漁村での怪談(民話?)をテーマにしたホラー短編集。
表題作については「ゾンビ屋れい子」というお気に入りのホラー漫画で同じような話を読んだことがありそれほど怖くなかった。
しかし、どの話も方言で語られるからだろうか、日本特有のじめじめした恐怖が感じられる。
また、どれも怪奇にあうのは弱い立場の者たち(地位が低かったり、嫌われていたり、虐げられている者)というのがなんだかやるせない。
現状が苦しいものこそ魔界との境に近いのかもしれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年5月9日
読了日 : 2021年5月9日
本棚登録日 : 2021年5月9日

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