Ⅱの「雨のブレスト」「Hのないホテル」がよかった。やっぱりこの人、フランスを中心に研究してきた人なんだなぁ、と思った。いまや、堂々たる作家なんだろうけれども。この本をもってヨーロッパに行ってみるの、いいかもしれない。
あと、個人的にすごく共感したのは甲子園の話と映画館の話。この人の出身の地域に住んだ私としては、やっぱり、この人の、故郷にまつわることをテーマに書いた文章をどんなかたちであれ、私なりの感傷を以て読みたい。
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- 感想投稿日 : 2012年8月2日
- 読了日 : 2012年8月2日
- 本棚登録日 : 2012年8月2日
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