無神論者の科学者として有名な著者による、神との決別を促す一冊です。
宗教や不確定要素に対して、感情的ではなく理性的で科学的な立場からアプローチしています。
私もどちらかと言えば無神論者であり理系なので科学を重んじる志向をしていますが、各々の進む道を矯正しようという気は毛頭ありません。
それはしつこい布教活動と同じであり、それに加えて科学は宗教と異なり間違いを認め改めることがあり得る学問であるからです。
ユーモアたっぷりの筆致で読みやすいので不信心者の私には楽しめましたが、信心深い方はこういう考え方もあるだろうと許していただけたらと思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
自然科学(数学、理学、医学)
- 感想投稿日 : 2021年3月13日
- 読了日 : 2021年3月13日
- 本棚登録日 : 2021年3月13日
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