題名と表紙に釣られてジャケ買い。
1914年に撮影された一枚の写真を元に、往時と現在(しかも現在の登場人物は二人)を話が錯綜する。
話の終着点が見えず、手探りで読み進める感覚は久しぶりであった。
作者のある種衒学的なところが多分に含まれているが、語られる、人から人へ伝えられる「物語」とはどのようにして成り立つのかを考えさせられる作品。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年4月13日
- 読了日 : 2022年4月13日
- 本棚登録日 : 2022年4月13日
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