排出権商人 (角川文庫 く 22-8)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年11月25日発売)
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本棚登録 : 270
感想 : 31
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考えたこともない世界。

イイも悪いも世界はドライだなと思う。まるで0と1の羅列、デジタルな世界とで言わんばかり。


それに一番怖いのは最後、排出権の存在意義。ある博士から話を聞かせてもらい、本当に二酸化炭素が地球の温暖化に関与しているかどうかだ。

ビジネス先行の思考が歪めてしまっているのではないかとボク自身も感じました。

何を持ち、何を考え、どう行動するか。

一つ間違えれば、すべてが揺らぐ綱渡りのような世界をボクらは生きているのかもしれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ぶっ飛んだ本
感想投稿日 : 2013年10月22日
読了日 : 2013年10月22日
本棚登録日 : 2013年10月22日

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