ファンタジーが生まれるとき: 『魔女の宅急便』とわたし (岩波ジュニア新書 492)

著者 :
  • 岩波書店 (2004年12月21日発売)
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本棚登録 : 283
感想 : 34
3

ファンタジーって
夢のように生まれてくる
絵のような美しいものかな?って
思いながら読み始めました

ところが、普通の泣き虫の女の子が出てきて
思い出話ばかり(;´・ω・)
想像とは違ったけど
きっとこれが角野さんなんだって思いはじめると
ページめくるのが楽しみになってきました

魔女を訪ねるルーマニアのこと
ブラジルのサッカーのこと
角野さんは、おばあちゃんといわれるような年齢の
大先生なのですが
本文では若い女の人が語っているように感じました
なんていうか、親しみやすい感じ

ジュニア向けに書かれた本のようですが
お説教するようなところはなく
気持ちのおもむくままに
語っていただいたような印象です
生まれてくる物語たちも
こんな風に自然と出来上がっていくんでしょうね

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2014年10月24日
読了日 : 2014年10月24日
本棚登録日 : 2014年10月21日

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