♠共時的展開と通時的展開、種の基準と比較基準と期待基準と適格基準と人形の基準、呼格的用法と代名詞的用法、虚構的用法など様々な具体例を挙げながら外国のことば、そして日本のことばを分類していて分かりやすかった。
♠本文では触れていなかったが、愛憎を表す呼格の比較文化的研究というのも面白そうだと思った。(可愛い子について日本では猫かわいがりと言うが海外では豚の子と表すところもある、など)
♠ことばの「意味」をことばで伝えることは不可能だけれど、「定義」はことばで伝えられるというのはなるほど〜と思った。(本文の例を引くと、”渋い”ということばは説明出来ないが”未熟な柿を食べた時の舌のさすような感覚”といい伝えることは出来る)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2020年2月8日
- 読了日 : 2020年1月21日
- 本棚登録日 : 2020年2月8日
みんなの感想をみる