ツリーハウス

著者 :
  • 文藝春秋 (2010年10月15日発売)
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感想 : 272
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R3.8.30 読了。

 NHKのファミリーヒストリアみたいな物語だった。時代背景は、戦前から平成まで。
 まさか祖父の臨終シーンから始まるとは思っても見なかった。それと本編中にバラバラな家族と表現されていたが、実家の翡翠飯店に集結している姿を見ると、まったくそんなことはないと思えてしまう。
なかなか面白い題材の小説でした。
自分の家族はどんな人生を歩んできたのか、気になりますね。

・「私、赤ん坊ができてすごくうれしいんだよ。卒業も就職も諦めてない。だれにも人生をめちゃくちゃになんてされてないから、心配しないで。私たちにしか作れない家族を作ろう。」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 作家名
感想投稿日 : 2021年8月30日
読了日 : 2021年8月30日
本棚登録日 : 2020年5月7日

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