ツリーハウス

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  • 文藝春秋 (2010年10月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (472ページ) / ISBN・EAN: 9784163289502

みんなの感想まとめ

人の生き様や家族の絆を描いた物語は、戦前から平成までの時代背景を背景に、個々の人生の複雑さや無意味さ、そしてその中での強さを浮き彫りにします。主人公たちの不恰好ながらも力強い生き方は、読者に共感を呼び...

感想・レビュー・書評

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  • R3.8.30 読了。

     NHKのファミリーヒストリアみたいな物語だった。時代背景は、戦前から平成まで。
     まさか祖父の臨終シーンから始まるとは思っても見なかった。それと本編中にバラバラな家族と表現されていたが、実家の翡翠飯店に集結している姿を見ると、まったくそんなことはないと思えてしまう。
    なかなか面白い題材の小説でした。
    自分の家族はどんな人生を歩んできたのか、気になりますね。

    ・「私、赤ん坊ができてすごくうれしいんだよ。卒業も就職も諦めてない。だれにも人生をめちゃくちゃになんてされてないから、心配しないで。私たちにしか作れない家族を作ろう。」

  • 決して功なり名を遂げた話でもなく、引き揚げ苦労話でもない どちらかと言えばカッコよくない満州からの帰国夫婦の三世代に及ぶ物語だけどメッセージが響いてきた。
    泰造とヤエは満州で出会い成り行きで夫婦となって引き揚げののちにささやかな中華料理店「翡翠飯店」を開き日々の暮らしに追われながら昭和の時代を生きる。
    背景に起きる事故事件の数々は我々もよく知る出来事で等身大で首肯しながら読み進める。
    不恰好に逃げながら生きたようだが実は逃げるのでなく向かっていたのだ と思わせる構成。誰もが殆ど感じる ひたすら続く退屈な毎日、でも大丈夫だなんとかなると。
    ヤエの言葉「何をした人生でもない 人の役にも立たなかった それでも死なないでいた 生かされた」と。

    • アールグレイさん
      めんべいさん、
      こんにちは!ツリーハウス、お読みになったんですね。
      この本はまだ私が読書にはまり始めたばかりの頃、読んだ本です。
      中国残留孤...
      めんべいさん、
      こんにちは!ツリーハウス、お読みになったんですね。
      この本はまだ私が読書にはまり始めたばかりの頃、読んだ本です。
      中国残留孤児という言葉を思い出しました。
      辛い本だなあと、感じながら読んだものです。
      また、もう一度読んでみたいと大分前から思っていますが、なかなか思うように行きません。今、寺地はるなさんの「雨夜の星たち」です。昨夜から読み始めたばかりです。
      (*∇∃´`*)
      2021/07/12
    • ありが亭めんべいさん
      ゆうママさん こんにちは、いつも有難うございます。一昔前の作品ですけど結構奥深いなあ と思いながら読了しました。角田さん作品と言えば八日目の...
      ゆうママさん こんにちは、いつも有難うございます。一昔前の作品ですけど結構奥深いなあ と思いながら読了しました。角田さん作品と言えば八日目の蝉や対岸の彼女など想起しますが、これはちょっと違った感じの作品でした。
      2021/07/12
  • ずっと読みたくて読めなかった本。
    もしかしたら今読んで良かったのかも。

    ここに書かれているのは生きるってことそのものなのではないかという気がします。
    いや、よく分かってないのだけど、生きる目的とか、意味とか、そういう飾りも飲みこんで、生きるということまるごと。
    それがどんなに無意味で味気ないかということ。
    そしてどんなに強くてすごいことかということ。
    そんなことが書かれているのではないでしょうか。
    どうなんでしょうか。
    人の歴史の大きさに圧倒されてしまって、うまく消化出来てません。
    でも、1人ずつがこんなに複雑な存在であるということは、こわくもあり、救いでもあるんだなぁと思います。 

    人生順風満帆な人はこの小説には登場せず、みんながみんな自分に失望して、傷ついて、諦めて、何かのためではなく生きているように見えます。
    その強さを眩しく思いながら、きっと私も変わらないと気付きます。
    私も同じように生きていると。
    そのしぶとさは私にとって宝物です。
    しぶとくないと生きられない。それでいいんだよと言ってもらえたような気がします。
    生きていることを認めてもらえた。これは私にとってそういう小説です。

  • 角田さんの本は多分初めて読んだが、ものすごい熱量を持つ、風景描写心情描写が巧みな書き手だと思った。登場人物も各々個性がくっきり浮かび上がってくるし、70年にもわたる物語ならではの時代背景の変化や人物の成長・変遷も描き出されていて、ずっと引き込まれて読んだ。人物が発する言葉も、ドキュメンタリーじゃないかと思うくらいリアルで、それを語る人物が目の前にいて、直接語りかけてくるかのようだった。
    満州からの引き揚げの苦難は何度も読んだが、この作品のような人物には出会ったことはないし、時代の大きなうねりに抗う行動としては、よく考えられた造形だと思った。日中戦争の時代の時代考証ばかりではなく、無名の庶民の実感もいかにもという感じで、作者の想像力の豊かさを感じさせた。読んでよかった一冊だった。

  • 壮大な家族の物語り。
    満洲時代〜戦後の日本、新宿に地を付け中華屋を始め、昭和を生き、天皇崩御による平成の幕開け。大学闘争、赤軍の立てこもり、西口のバス火災、震災、オウムの事件などなど時代背景がしっかりある中で、家族とは問う。
    逃げてきた、それでよかった。お陰様で長生きした。だから教えられる事なんてないんだ。
    最後に長春へ祖母と太二郎とルーツ探しに行く良嗣。
    長編で12章に分かれ、段々と現代になってくる。時代背景と、キャラクターの確立でとてもリアルに読めたのであっという間。面白かった。

  • 角田光代さんは作家の中でも好きな方でしたけど、この『ツリーハウス』は今まで読んだ角田さんの本の中でも一番良かったです。

    この物語は大河ドラマと言ってもいい。ただ、歴史を動かしたような、あるいは作ったような人物ではなく、時代の大きな流れに流され、あるときはその濁流から逃れ、逃げて逃げて、その日その日を生き抜いて行った、言わば歴史に翻弄されつつ生きてきた人々の物語。時の流れのなかで祖父母、父母、子供達の3代が生き抜いてきたその証しだ。カッコイイ、人が羨むような人生ではないのだろう。だが、この人達の物語は胸を熱くさせ、深い共感を呼び起こす。

    私自身、異国の地に住んでいるので、祖母のヤエの言葉も身に染みて感じました。私自身も、ずっと、根無し草のように感じてきたけれども、過去を悔いたこともあったけれど、この本に出会えたお陰でもう悔やまないし、迷わないで行けそうな気がしてきました。角田光代さんがますます好きになりました。

  • 2022.3.30読了
    三世代に渡るクロニクルということで、登場人物が多く、今誰の話を読んでいるのかわからなくなり、家系図を書いて読んだ。
    祖母の、逃げることしか教えられなかったという言葉が刺さる。
    逃げる人、逃げられなかった人、それぞれがどちらにしても苦しみ、それでも家族は生きて血を繋いでいく。
    この作品では、満州からの引き揚げについて触れられているが、その部分を読むのが自分には一番辛かった。
    今改めて、戦争に対しての警鐘として本作を振り返る。

  • 圧倒的な、大河小説。
    満州で出会った二人の男女が、その生をまっとうするまでを描く。
    「逃げる」という言葉が重く響く。
    時代に流されるな、流されるくらいなら全力で逃げろ。逃げるのは悪いことじゃない。
    それでも、逃げたということに重い罪悪感も抱えつつ、人生を生きる。
    昭和という濁流を、必死に泳いだ人々の物語。

    「遠くまでいこうなんて思わなかった。どうしよう、どうしようって言ったまま気がついたらずいぶん遠くにいたんだよ」
    「ぼくもね、かあさん、なんだかすごく遠くにきてしまった気がするよ。そんなつもりはないのに、不思議だね。気づくとずいぶん遠くにきていて、帰れない」

    人生をここまで的確に表現した著者に、拍手を送りたい。

  • 誰にでも・・人に歴史あり、と改めて思う。それぞれの一生懸命さと、反対にうまくいかないこともたくさん。
    でも悩みながら、反発したり近くなったりしながら家族にささえられていく。

    時代に翻弄され、時にうまく流され、時に巻き込まれ、それでも生きていく。与えられた時代のその環境の中で、生きていくということを、感じる。不器用でも、自分の人生をいきていくのだ。ひとりひとりが愛しい。

    「闘うことも逃げることもせず、やすやすと時代にのみこまれんな」祖母の言葉が重い。

  • おもしろかった。角田光代にはずれなしです。
    この人の好きなところは、ものごとを深く考えずに生きている登場人物にも、人生の深さを感じさせるところ。強い意思がなくても、行き当たりばったりに生きても、その人だけのドラマがある。

  • 自分以外の他人の人生を垣間見れるのが小説だとすれば、僕にとって小説は、僕自身の価値観を見つめ直すきっかけになることもあります。
    物事の善悪は、視点や時代によって変わっていくものだということを改めて気づかされました。そして物事の全ては最終的には時代に飲み込まれていくのでしょう。

    戦後の混沌とした時代や高度経済成長期を経験してきた祖父母や両親は、そのときにはその時代を生きる認識など全くなく、ただ生きることに必死であっただけなのでしょうが、今振り返ってみれば、現代を生きる僕を幸せだとも感じるだろうし、不幸だとも感じられると思います。

    僕にとっては今しかないので、幸せな時代だとか不幸な時代だという感覚はないのですが、その感覚がまさに時代に飲み込まれているのだろうと思いました。

    「過去は消えないから自分たちは今ここにいる」という太二郎の言葉には深い共感が得られ、読了後、自分のルーツや家族に一層の愛着が湧きました。

  • 角田光代さん、またまたなんとも読み応えのある本を書いたな!というのが第一印象。
    結構分厚いけど読みながら、なんだかその時代を生きてるような気分になった。
    正直どの主人公にもあまり共感はできない。苛立ちさえ覚えることもあった。
    それでも読み始めると、なかなか止まらない。

    翡翠飯店という小さな中華料理屋の三世代を描いた作品で祖父の死をきっかけに
    孫の良嗣は何の干渉もしない自分の"根無し"家族のルーツに興味を覚える。
    そこから、現代、戦時、経済成長期の頃と藤代家とともに物語りは時代を行き来する。

    この孫が自分の家族のルーツ探しに出た時に、
    もしかしたらものすごい過去があるのかもしれない、と何処かミステリー小説気分で読み始めた。
    でも正直あまり浮き沈みもない。淡々と描かれる藤代家の三世代の様子。
    それなのに、なんだかわからないけれど目が離せない。
    読んでいくうちにまさにこの家族がこうなった歴史というのが見えてくるから面白い。
    血はやはり争えないな、と。

    祖父母の時代、父母が生きた時代、そして現代。
    時代はまるで違う。
    それなのに彼らの生きてきた道を辿ると、
    まるで何も変わってなかったんじゃないかとさえ思ってしまう。
    生きて、子が生まれ、そこから繋がっていく。
    たとえ"ただ生きてきた"だけに見えても、それさえしないと歴史はできていかない。

    根無し草でも、ツリーハウスのように多少グラグラしても
    それでもそこに確かにある"家族"というもの。

  • 凄い!!圧倒的な物語だった。
    新宿角筈にある『翡翠飯店』の三代に渡る年代記。
    祖父の死によって物語は始まった。
    うちの家族は何かおかしい、「へん」と感じる孫の良嗣。
    てんでバラバラな家族、無関心無干渉な両親、祖父母は満州からの引き上げ者だったらしい。知らないことが多すぎる。
    家族のルーツを探すために良嗣は祖母と一緒に祖父母が出会った異国の地を旅することに。
    派手さはなくてむしろ角田さんにしては抑え目の語り口で物語は淡々と進んでいくのだが、それが返ってずっしりとした存在感で僕の心に突き刺さってくる。
    祖父母は戦争から生きるために逃げた。逃げて逃げて逃げっぱなしの人生だった。
    敗戦そして終戦、日本へ引き上げの途中での出産で生まれた良嗣の父親の慎之輔。

    そういう時代だったのだ。
    僕の母親は戦争で疎開中の上海で生まれた。
    うちの家族もつながりが希薄だったような気がする。

    連合赤軍による浅間山荘事件、上野動物園のパンダ、高度経済成長、昭和天皇崩御、バブル崩壊、阪神大震災、オウム真理教地下鉄サリン事件。
    昭和から平成へ時代史をなぞるように家族の物語は進んでいく。
    自分自身が生きてきた時代背景と重なり合って父と母のことを思い出す。
    よく考えると僕だって両親の人生のことはよく知らない。
    ただこうして今も裕福とは言えないけどそれなりに生きているのは両親のおかげだと思う。
    バラバラに見えても家族は繋がっている。家族ひとりひとりにドラマがあり歴史がある。
    どっしり重い根っこはなくともこれからの希望はある。
    樹々の枝のように曲がりくねりながらも伸びていく。
    それが家族なんだろうなっと思った。
    読み終わったあと、じんとした熱い感情とともに、静かな感動の波がやってくるそんなずっしりとした重みをもった物語でした。

  • 祖父母、父母、自分たちに続く3世代の壮大な物語。祖父の死をきっかけに自分や家族、家のルーツについて考える。一般的に普通と言われる生き方を誰もしてなくて、それでも許容してくれる家族。
    読み進めると、親として、子として、様々な立場で考えさせられ、安易に多種多様の生き方が正しいとも言えなくて。良くも悪くも感情が揺さぶられた作品。

  • 「もし、なんてないんだよ。後悔したってそれ以外はないんだよ。
    無だよ。
    だったら損だよ、後悔なんてするだけ損。
    それしかなかったんだから。」

    過去は消えないから今ここに自分がいる。

    過去を悔やんだり
    後悔ばかりするのはやめようと思った。
    そして
    逃げるのは本当に最終手段だ。
    逃げてばかりいたら
    逃げることでしか解決できなくなる。

    どんなみっともない生き方でも
    その人生において私はその主人公だ。
    人がどう見ようと
    自分に恥じない生き方をしたい。

  • 満州移民の時代から現代までの親子三世代を描いた家族小説。

    死にたくないために社会から逃げてきた祖父母、逃げることしか教えられなかった息子達、その規律のない環境に逃げることも戦うことの意味も分からなくなった孫世代。

    家族の根っことは何か?

    生きるために必要なものは何か?

    現代人の理不尽な生き方・主張に対する批判。

    緻密な時代背景に裏打ちされた登場人物の感情描写。

    只々深いの一言。

    良い意味で、どういうスタンスで読んでいいか迷った作品でした。

    またいつか再読したいです。

  • 戦争後の日本は、何も無かった。誰もが無我夢中で今をこの一日を生き抜くのに必死だった。
    3世代に渡る壮絶な一族の物語。
    祖父祖母のように、逃げて逃げてここまで生きてきた人たち。その反面で私たち世代は、逃げも戦おうともせずに流れていく方向に流れようとする。誰も普通なんて知らないし誰にも普通なんて決めらんない。自分がやると決めたことが普通じゃなくてもやるんだ。中途半端にその場にとどまんな。後悔なんてしないことなんてない、そんなこと考えたってどうすることもできないんだ。過去を見る前に今をみな。
    祖母のお説教が読後も響いてきた。

  •  満州に渡り、戦後に引き揚げて新宿に流れ着き、そこで中華料理屋「翡翠飯店」を開いた藤代泰造・ヤエ夫婦、そして彼らの息子たち、孫たちの、三世代にわたる家族のお話です。戦前から二〇一〇年頃までの、七十年間ほどのことが書かれています。

     物語は藤代泰造が亡くなった日のできごとで始まります。そしてそこからいきなり場面が大きく過去に切り替わり、時代は昭和十五年にまで遡ります。開拓移民として満州に渡った泰造が新京でヤエと出会い、日本に引き揚げてから子どもや孫を育てていく物語がここから始まります。いくつもの不幸や苦労に満ちた人生です。

     世代が変わって、子どもたちや孫たちも彼らなりの悩みや苦しみを抱えながら育っていきます。でも子どもたち孫たちの人生に対する向き合い方は、泰造・ヤエ夫婦とは違っているように見えます。子どもたち孫たちの世代は少しのことですぐに躓いてしまいます。脆いのです。しっかりしているのは、泰造たちの息子の慎之輔の奥さんである文江さんくらいのものです。泰造・ヤエ夫婦には何ものをも受け入れてしまうような強さがあるのに…… それは強さというより諦めなのかもしれないのだけれど。

     泰造・ヤエ夫婦は生きることで精一杯だったのでしょう。何かを目指すのではなく、絶えず現実の生活が先にあってそれを受け入れながら生きていかざるを得なかった、そしてときには逃げることもやぶさかではなかった、そういう時代だったのだと思います。「満州にいったこと、後悔したことある?」と孫の良嗣に訊ねられたヤエはこう答えます ── 「いや、ないよ。(中略)だってあんた、もし、なんてことはないんだよ。後悔したってそれ以外にないんだよ、何も。私がやってきたことがどんなに馬鹿げたことでも、それ以外はなんにもない、無、だよ。だったら損だよ、後悔なんてするだけ損。それしかなかったんだから」

     ツリーハウスとは木の上の秘密基地、つまり空中に建てられた土台のない家のことです。過去を失った根なし草のような泰造・ヤエ夫婦が見知らぬ土地で築いた根っこのない家庭の象徴のように描かれていますが、果たして本当にそうなのでしょうか?

     本当は、根なし草なのは泰造・ヤエ夫婦ではなくて、むしろその子どもや孫たちの世代ではないのかな? そしてツリーハウス「翡翠飯店」は、その根なし草のような人たちがいつでも帰ってきて心を安らげることのできる場所、彼らが子ども時代のひとときを過ごした隠れ家のような場所、何も問わずただ無条件に彼らを受け入れてくれる幸せな場所だったのではないのかなあと私には思えてなりません。

  • 戦前から現代まで続く藤代家の家族の物語。
    壮大な昭和史でもありました。

    戦中の満州での話、戦後の東京での話、そして現代、祖母のルーツを探る旧満州の旅。

    人に歴史あり、
    家族に歴史あり、
    そして、日本に歴史あり。

    翡翠飯店は、何も無い所に根を張り育ってきたツリーハウスだったのでしょう。

    誰に心を寄せることなく、傍観者の如く読み進めましたが、素晴らしい話だったと思います。
    出逢って良かったです。

  • 過去と現在が並行して進んで、最後に今この瞬間でバチーン合流して、いいよ光代いいよ。どこかに行けば今よりいい何かがあると信じてしまう感覚、みんなあるんだろうなぁ。

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著者プロフィール

角田 光代(かくた・みつよ):1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒。90年「幸福な遊戯」でデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、12年『かなたの子』で泉鏡花文学賞また『紙の月』で柴田錬三郎賞を、14年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞、21年『源氏物語』の完全新訳で読売文学賞を受賞。その他の著書に『月と雷』『坂の途中の家』『銀の夜』『タラント』、エッセイ集『世界は終わりそうにない』『わたしの容れもの』『月夜の散歩』などがある。

「2025年 『韓国ドラマ沼にハマってみたら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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