めっちゃ面白い授業をうけた気になれる1冊。
文体も、教授の講義の喋り口調になっていて、読みやすかった。
内容としては、
5回の講義に分かれているという体になっていて、
▼第1講
導入として、現代の日本と世界の文化の違いを説明。
そして、人間が二足歩行になることによって、何を得て、何を失ったのかという内容。
▼第2講
神話と宗教の生まれた経緯。
なぜ人は、スター・ウォーズが好きなのか。
ユダヤ教、儒教、仏教の成り立ち。
▼第3講
キリスト教の成り立ち
▼第4講
日本神話から、平安時代、室町時代、戦国時代、江戸時代と
日本仏教や、和歌、能、吉原遊廓の成り立ちなど、文化面からみた日本の大まかな歴史。
▼第5講
西洋のルネサンス時代とバロック時代の移り変わりとのときに、日本も同様に移り変わっていたという話。
文化の繋がり、「関係」が大事というまとめ。
随所で、語源小ネタみたいなことも入っていて、「へぇ〜」ってなることが多かったので、とても教養的な収穫が多かった。
「知ってそうで知らないものに興味を持って知っていこう。そうすると世界の見え方が変わるよ?」
というのが、セイゴオ先生のメッセージ。
そうします!笑
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
教養本
- 感想投稿日 : 2021年10月24日
- 読了日 : 2021年10月24日
- 本棚登録日 : 2021年9月26日
みんなの感想をみる