やられた。クーンツがこんな作品を書くなんて。
はっきり云って昨日までは世評に云われているような言葉を理解できる犬と人との交流がさほど感動的ではなく、寧ろベストセラー作家クーンツの感動させようというテクニックが透けて見え、あざとさを感じ、せいぜい4ツ星どまりだと思っていた。この評価は最後のシーンでちょこっと加点されたが、今回の「やられた」感のキモはここではない。
私は<アウトサイダー>にやられたのだ。
まさか最後の最後で<アウトサイダー>にああいう事をさせるとは思わなかった。
何とも哀しい末路である。
(下巻の感想に続く)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ&エンタテインメント(海外)
- 感想投稿日 : 2020年9月23日
- 読了日 : 2020年9月23日
- 本棚登録日 : 2020年9月23日
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