長年一緒に暮らした叔母さんが還暦前に恋に落ちていきなり出て行った。
一人家に残された30代半ばの女性。
そんな家に初老の絵描き老人と若い男性が転がり込んできて不思議な同居生活が始まった。
3人だとバランスがいいのに2人になるとなんか落ち着かない。
曖昧でハッキリしない、そんなことがあってもいいねって言うお話。
恋愛、結婚、家族…重い内容もあるはずなのに全然重く感じない。
楽しくほんわか読めるお話でした。
阿川佐和子さんのエッセイを読んだことがなかったですが、この小説はちょっと日常ではあり得ない設定を、身近なことを交えて書かれていて、重くなりがちなところもふんわり柔らかく感じました。
頑張ってる人にちょっと一休みの為におすすめしたい一冊です。
図書館スタッフ(学園前):ema
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帝塚山大学図書館OPAC
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読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
図書館おすすめ本 ~2017
- 感想投稿日 : 2017年9月30日
- 読了日 : 2017年9月3日
- 本棚登録日 : 2015年12月28日
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