葬儀、遺体保存、納棺師、遺品整理、腐乱死体消臭など、人の死に絡むビジネスのルポ。
葬儀屋の価格体系が不明瞭とは、かねてから言われているが、昨今の時勢を反映して、明朗会計や格安プランの流れが見られる。「儀式」が「サービス」として値付けされるのも、複雑な気持ちになるが、一方で「死に様」の多様化に伴う、ニッチ市場開拓と、そのための技術開発も大したものである。消臭やエンバーミングなど、結構エッジな技術の応用がビジネスになる場合もあるが、何よりも「死体に触れるサービス」という考えに、商機があるのだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書 社会系
- 感想投稿日 : 2012年8月9日
- 読了日 : 2012年8月9日
- 本棚登録日 : 2012年8月1日
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