ある日どこかの星から落ちてきた王子が、豊かな人生を送るための示唆を大人に対し投げかける作品。
無邪気な王子の言うことがいちいち鋭くて印象的でした。
自分の権威を守ること、称賛を得ること、金持ちになること、有能と認められること、指示を忠実に守ること、が目的になっている大人がどれほどいるんだろうかという投げかけから始まります。
確かに、本当は俺は何をしたいんだろうか。
1番大切なことは目に見えない。心で探さなくちゃ。大人達は本当に自分達が探しているものを見つけられていない。実は、たった一輪のバラや、ほんの少しの水の中にあるのかもしれないね。
人は決して自分のいるところに満足できない。
子供の方が、実は本当に自分がしたいことのために行動しているのかな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年5月22日
- 読了日 : 2020年5月21日
- 本棚登録日 : 2020年5月21日
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