ようこそ、わが家へ (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館 (2013年7月5日発売)
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本棚登録 : 9562
感想 : 945
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2022(R4)8.19-8.22

約2ヶ月ぶりの読了。
綾辻行人の『十角館の殺人』が読めずに挫折していたお盆明け。YouTubeの動画も見飽きたこともあって、就寝前の一気読みでした。
読後感はさっぱり気持ちよかったです。

特によかったのは、主人公が「スーパーサラリーマン」じゃないところ。逆に頼りないくらいで、ちょっと自分と似たところもあり、「それ分かるわ〜」と共感するところも多々ありました。
スーパーじゃないけど素敵な家族がいて(息子がスーパーだったりして)、ささやかだけど温かな幸せを守るために奮闘する主人公はカッコよかった。

2つの事件、というか問題が同時進行していく物語で、それぞれが互いの問題の伏線なのかな?と思いながら読み進めていきましたが、その構造については、個人的にはもうちょっとひねってほしかったなあと欲が出てしまいました。

よって、星としては「3.5」というのが個人的な評価です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年8月23日
読了日 : 2022年8月23日
本棚登録日 : 2022年8月23日

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