2020(R2)8.30-9.1
久しぶりの湊かなえ。
「閑静な高級住宅街で起こった殺人事件を切り口にした家族の再生物語」と言えるだろうか。
湊かなえにしては、特有の「ドロドロ感」があまりなく、さらりと読んでいける。結末も穏やかで、湊かなえにしては「大ハッピーエンド」な印象。
Amazonの書評を見ると、家族の姿に胸糞悪くなる、とか、どこにも感情移入できない、とか目にしたが、僕はあんまりそういうことは思わず、むしろ、どこなでもありそうでけっこうリアルだなあと思った。
「家族」って、まさに「隣の芝生は青く見える」だけど、実情はいろいろあって、家族の数だけ苦しみがあり、家族の数だけ倖せのかたちがある。結局は、自分たちなりの倖せのかたちを追い求めていくしかない。うちもそうだなあ…。帰りたくないから職場でこれを書いてるけど、それではダメなんだよなあ…、と自己反省して閉じます。
どなたか、“夜行観覧車”の意味を教えてください。
あまりよく分かりませんでした……。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2020年9月1日
- 読了日 : 2020年9月1日
- 本棚登録日 : 2020年8月31日
みんなの感想をみる
コメント 3件
さてさてさんのコメント
2020/09/02
theamaries1994さんのコメント
2020/09/02
さてさてさんのコメント
2020/09/02