岸本佐知子さんの著作で、クラフト・エヴィング商會の名前は目にしていましたが、著者としての作品を読むのは初めてでした。
コンセプト、文章、人物の写真、架空の世界を表現するために写真に収められた小物のクオリティ、全体のベースになっているユーモアの感覚…どれも最高だと思います。
巻末に、本作で架空の人物として登場する方々の正体(?)の紹介がありますが、実際にはプロのモデルなどでなく、著者と一緒に仕事をする身近な人だったりするのですが、それが「こういう人本当にいそう」という感じを絶妙に作り上げています。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年5月12日
- 読了日 : 2023年5月12日
- 本棚登録日 : 2023年5月7日
みんなの感想をみる