俗・偽恋愛小説家

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2016年8月5日発売)
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本棚登録 : 291
感想 : 36

「白雪姫に捧ぐ果実」
彼女が本当に逝った時刻は。
これだけの人数で殺るとしたら、いくら作戦をしっかりたてようと何処かで粗が出てしまいバレそうだが案外上手くいくのかもしれないな。

「ラプンツェルの涙」
一人では無かった彼女たち。
覚悟を決め舞台に立ったとはいえ事前に何か気付いていたのであれば、その時点で誰かに相談し少しでも警戒をしておけば未来は変わったかもしれないのにな。

「カエルの覚悟と純愛と」
自分の想いを貫き真実の愛へ。
世間からは認められる事は厳しいかもしれないが、互いの想いが一致しているのであれば周りと変わらないのだろうが片思いだと辛い事が多いだろうな。

「くるみ割り人形と旅立つ」
誘拐され危うい立ち位置にいたのは。
彼女と同じように完全に勘違いしてしまっていたが、彼の言う通り嘘ひとつも無く本当の事だけが語られていたのだけど何だか騙された気分だな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 森晶麿
感想投稿日 : 2019年4月12日
読了日 : 2019年4月14日
本棚登録日 : 2019年4月12日

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