小さな国のつづきの話―コロボックル物語 5 (講談社 青い鳥文庫)

著者 :
  • 講談社 (1991年6月15日発売)
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感想 : 14

「小さな神さま」
お守り様の姿とは。
気を抜いていた所を偶然見られてしまったのか、それとも意図して見せたのかどちらなのだろうか。
本当の事だという者は何を根拠に言っているか分からないが、友達なら言わないのでは。

「わたしはコロボックル」
近い内に隠れ家を。
トモダチとして見定める時間は短い気がしたが、本能と子供たちの言葉を聞いて決めたのだろうか。
気付いて貰う方法は沢山あるが、余りにも直接的で痕跡を残すというやり方は危険では。

「みんなのトモダチ」
二種類に分けられ。
最低限の情報を共有するだけの者と、皆の事を合わせて色々と話をする相手を決めるのは大事だな。
本の内容を知っているから安全という訳では無いから、慎重になるのは重要な事だろう。

「めぐりあい」
旅先で出会った者。
気になったのはあるだろうが、あの様な初対面では敵意があるのではと勘違いされてしまいそうだ。
繋がりがあるからこその昇格なのだろうが、そうでなくとも近い内にしていそうだよな。

「思いがけないこと」
巡り巡って繋がる。
周りからは不思議な縁に見えるかもしれないが、知る者からすると必然的な出会いであるのかもな。
自分たちの暮らしとは全く異なる事が多いだろうが、受け入れ暮らすのは楽しいだろ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 佐藤さとる
感想投稿日 : 2022年8月23日
読了日 : 2022年8月23日
本棚登録日 : 2022年8月23日

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