地球の緑の丘 (ハヤカワ文庫SF―未来史2)

  • 早川書房 (1986年7月1日発売)
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本棚登録 : 137
感想 : 11
3

ハインラインの短篇集。一部は苦手なタイプのSF。全体に、月または近くの惑星への宇宙旅行や移住がテーマになっており、その時点で若干苦手。勝手に創りだしたテクニカルタームや地名の羅列にさらにげっそり。

とはいえ、短いながらもテーマや本筋はしっかりしているので、読めるんだけど、最後に「こういう話だったね」という大きな本筋以外残ってこない。

特に表題作とその後の金星人の話では、詩的に無駄に飾られた言葉と、本筋の話からわざとそらしまくる会話の連続で、眠気が…。訳も良くない。

前半の事故でパニック系の話は好きなので、間を取って☆3つ。またいずれ読み返すとは思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF
感想投稿日 : 2015年4月23日
読了日 : 2015年4月22日
本棚登録日 : 2015年4月22日

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