“文学少女”見習いの、卒業。 (ファミ通文庫)

著者 :
  • エンターブレイン (2010年8月30日発売)
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感想 : 84
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”見習い”最終巻。
この本を読むとよ~く解りますが、このシリーズは
本編(神に挑む作家(下)まで)で読み終えた気になり、
サイドストーリーはいいや、と思ってしまうと、
物語を半分も楽しめないお話なんですよね。

「初戀」の感想で書いた「見習い」は心葉君では、て
あながち間違いでなかった気がします。
菜乃ちゃんも勿論「見習い」なんだけど、それは「文学少女」
以上に、心葉君を前に進ませる存在、て意味な気がしました。
今回のタイトルも、心葉君なら文字通りであり、
菜乃ちゃんなら「子供だった自分(もしくは心葉君に恋していた自分)」
からの卒業な気がします。

あとは「文学少女な編集者」を残すのみですが、これが感涙必至になりそう。
この「見習い」シリーズがあった意味も大きいお話になってるようなので、
楽しみです。

ちなみに今回のお話は、ななせたんファンにもお勧めですね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2011年4月30日
読了日 : 2011年4月30日
本棚登録日 : 2011年4月30日

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