鬱な時に読むと、余計鬱になる本。
分かっているんだけど、ああ、久し振りに読んでしまいました。
限りない喪失の物語。
最初読んだ時はワタナベ君と同世代で、先が読めない中どんどん魅き込まれて、最終章の冒頭で計り知れない衝撃を受けました。
結末を知って再読する今は、ただ、ただ、読むほどに寂しくなってきます。
それでも読んでしまうのは、ラストに希望が持てるせいなのか。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説・ミステリ
- 感想投稿日 : 2016年11月20日
- 読了日 : 2007年5月13日
- 本棚登録日 : 2016年11月20日
みんなの感想をみる