長きに亘るエリンの物語が終わる最終巻。
王獣と闘蛇を巡る人間の罪の歴史にも終止符が打たれる。
愚かな争い、人間の動物に対するエゴ、家族の絆等、
実に色々と考えさせられた小説だった。
第2巻までで終わっている物語に追加で記述された後編2巻。
ハッピーエンドで終わった第2巻までの内容、物語の世界観を失うことなく、
歴史や登場人物に厚みを持たせた内容になっており、
全4巻読んでこその物語となったと感じる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2011年12月27日
- 読了日 : 2011年12月27日
- 本棚登録日 : 2011年12月25日
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