東京第1銀行羽田支店副支店長の蓮沼。
社内の自分・取引先への理不尽な扱いに対して反旗を翻す。
巨大な権力に立ち向かい、最終的に乗り越えていく様は、
著者の代表作「下町ロケット」「空飛ぶタイヤ」の原点のような内容。
「こうなって欲しい」という読者の期待を裏切ることはなく、
読む側はいつ好機に転じるのか?を楽しみにページをめくる・・・
読後に誰もが気持ちよくなれる良作。
池井戸作品初心者にもお勧め。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年8月3日
- 読了日 : 2012年8月3日
- 本棚登録日 : 2012年8月1日
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