読み直したさ:★★☆
情報の送り手と受け手,それぞれの問題点。
ステレオタイプ。事実評価の両面性(多面性)についての議論は裁判過程と関連させたい。
〈感想〉
論点とはずれるが気に入った一節。
「しかし,本来,考えるということはダンスをするのと同じように心浮き立つものであり,それと同じように自然なことであるはずだ。」(104頁)
公務におけるプライバシー,機関側のプライバシー概念が出ているように読めるが,プライバシーは私的領域の問題ではないか。
また,多元的人格についても言及しているが,プライバシーを私的なものとして捉えれば,人格の保存の手段としてのプライバシーを語ることができる,と思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
法哲学
- 感想投稿日 : 2015年8月9日
- 読了日 : 2015年8月9日
- 本棚登録日 : 2015年8月9日
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