丸善・ジュンク堂書店限定復刊。
乱歩作品をモチーフにした東京の都市論であり、文化論でもある。
本書を読むと、乱歩の諸作と、東京という都市、時代の変化が密接に関わっていたことがよく解る。
乱歩が作中で描いた『東京』という都市は、当時も今も決して現実の東京ではなかったが、『乱歩が描いた東京』が、何処かにひっそり今もあるんじゃないか……というか、あって欲しいなぁ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年2月8日
- 読了日 : 2016年2月8日
- 本棚登録日 : 2016年2月1日
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