どうも私にとって堀江さんは読むタイミングを選ぶ作家さんの様です。
以前『いつか王子駅で』の感想として「本を読むには、やはりそれに適した時期(というか、読み手の精神状態)があるようです。何度か読みかけては挫折したこの小説なのですが、今度はじっくり楽しみながら読むことができました。」と書いていました。
今回はそのタイミングでは無いのに無理やり読了したような気がします。
運河沿いに建つ雑居ビルの中の事務所に嵐で閉じ込めらた三人、探偵のような事をしている中年の男・枕木とその助手の郷子さん、依頼人?の熊埜御堂(くまのみどう)氏。全編、この三人の思いつくままに繋り続ける会話で出来た小説です。
一気読みする本では無いですが、それにしてもとぎれとぎれに読み過ぎました。おそらく何かの仕掛けがあるのでしょうが、それがつかめぬまま読了。
いつか読み直せば、また評価が変わる話だと思うのですが。
読書状況:読み終わった
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一般
- 感想投稿日 : 2018年3月19日
- 読了日 : 2018年3月19日
- 本棚登録日 : 2018年3月19日
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