黒いカーニバル (ハヤカワ文庫SF)

  • 早川書房 (2013年9月5日発売)
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本棚登録 : 307
感想 : 15
3

「逢魔が時」という言葉を頭に浮かべながら読了。

ブラッドベリの処女短編集と同じ表題ですが、実際には同時期に雑誌に発表された作品を集めたものと言った方が正しいようです。

しかし、何故こんなに薄暗く感じるのでしょう。ブラッドベリの描く世界は、昼間であっても立ち上ってくるのは薄暗い中に潜む何か。
いかにもと言った感じのダーク・ファンタジーです。

流石にネタの古さは感じます。しかし第2次大戦直後という古さを考えれば、当時として新機軸でブラッドベリによってスタンダード化されたものかもしれません。

しかし、結構読みづらかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー
感想投稿日 : 2013年11月3日
読了日 : 2013年11月3日
本棚登録日 : 2013年11月3日

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