久しぶりの大崎さんです。
相変わらず繊細で、もの哀しく、切なく、美しい。まあ、それだけと言ってしまえばそれまでですが、やっぱり私は好きなのです。
学生運動が終焉を迎え、内ゲバへ衰退した頃、その誤爆の犠牲になった姉。そして初めての恋人も同様に喪った主人公。ほぼ同じ時代を生きた私には、その頃の雰囲気が自分の体験と重ねて感じられるせいかもしれません。
読書状況:読み終わった
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一般
- 感想投稿日 : 2009年11月13日
- 読了日 : 2009年11月13日
- 本棚登録日 : 2009年11月13日
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