前巻までと比べると格段に薄くなりましたね。
今回もやはり矛盾だらけ。説明的。都合の良すぎる展開。
書きながら展開を考えて行くタイプの作家さんなのかも知れませんね。前後の辻褄が合わない部分が結構あるのですよ。その度にモヤモヤしてしまいます。
そして前巻の感想で書きそびれましたが、いつの間にそんな設定が!?と言うことが、あたかも「皆承知の通り」みたいな書き方をされていて、ついて行けなかったりします(^_^;
今回で言うとどうしても気になったのが
ドラゴンの炎をひたした噴水でセバスチャンを復活させられたのでは?
何にでも引火するはずなのに悪魔の防火服が退いた親指は無事だったのか?
ET卵説はあの段階では仮説でしかないのに真実にすり替わったのは何故か?
何故セバスチャンは伝説の巨木にあんなに詳しいのか?
死なせたくないと言いながらその方法では結局餓死するのでは?
などなど。
知らないはずだろう人物が説明し過ぎる節がありますよね・・・
あと、不吉な予感やら散々おどしておいての肩すかしね(笑)全然困難じゃ無いじゃん!
ストーリー、内容は、ですね。
弱肉強食について考えさせられるものはあります。人間のエゴと言う部分でしょうか。
でもやはり終盤駆け足で尻すぼみな印象は強いです。
ところで前巻の終わりでシーン、でしたっけ?彼は冒険に加わりそうな振りがあったのにそのまま消えましたね(苦笑)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
YA(海外男性作家)
- 感想投稿日 : 2012年8月27日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2012年8月27日
みんなの感想をみる