江戸から明治に切り替わり、電灯の灯る明るい世の中になったが、暗がりに妖たちは今も息づいている。
確かに、江戸時代と明治時代は全く別の時代に思えるけど、確実に繋がっているんだなと改めて実感。
作品全体は銀座の巡査たちの日常と事件を描いていて明るいのに、結末に向かうにつれ、この作品は怪談だ!と感じました。あの人もこの人も妖なのか…?と疑いながら読んで、結局答えは曖昧だったりで、実に妖らしい読了感でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年7月24日
- 読了日 : 2020年7月24日
- 本棚登録日 : 2020年7月24日
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