月は幽咽のデバイス (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2003年3月14日発売)
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本棚登録 : 4138
感想 : 292
3

約10年前に読んで以来の再読。

Vシリーズ3作目。
再読と言っても、結構忘れていることが多い中、
この本は重要な要素はだいたい記憶に残っていた。
そういう意味では1度読めば忘れない内容、
と言えるのでしょう。

森博嗣作品は、読後に考察するのも楽しい。
特にタイトルのニュアンスとか。
私にはピンとこない場合もあるが、
検索すれば既に色々と考察している人がいるので、
あぁ、なるほどなぁ。と感じて楽しんでいる。
「プレジョン商会」なんて自分で気づける気がしない(笑)

ただ、本書のタイトルは、しっくりこないまま。
「月見れば ちぢにものこそ かなしけれ・・・」
と同じ感覚でしょうか?・・・違うか(笑)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2015年12月27日
読了日 : 2015年12月27日
本棚登録日 : 2015年12月23日

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