1929年-1931年の濱口内閣。
首相の濱口雄幸と蔵相の井上準之助のお話。
歴史で習った"世界恐慌"ど真ん中。
経済や歴史に明るい人ならかなり楽しめそう。
私はどちらにも暗いが、それでも読み応えがあった。
日本という国に必要と思われる政策を、
「決死の思い」で「断固として」進める。
まさに
「すでに決死だから、中道で倒れても、もとより男子の本懐」
二人が倒れた後の未来を、歴史として知っている今、
何というか、とても切ない気持ちになる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史・人物
- 感想投稿日 : 2018年10月24日
- 読了日 : 2018年10月24日
- 本棚登録日 : 2018年10月24日
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