誰か―Somebody (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (2007年12月6日発売)
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本棚登録 : 9715
感想 : 759
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先に「ペテロの葬列」を買ったがそれがシリーズ物と知り、シリーズなら最初からと買った一冊。

裕福なサラリーマンが事故の真相を探る話だった。

姉妹の父親が事故死してその犯人を探すから始まったが、終わりは姉妹の喧嘩だった。

あんまり話に興味がわかなかった。
亡くなった父親の本を出して犯人を見つけるってのがちょっと無理があるんじゃないか?と思ったし、そもそもそんな事しなくても、犯人は自首してたと思う。

父親の過去はわかったが、世間にさらすような内容でもないし

結局最後は姉妹のいざこざに首を突っ込んだだけみたいに感じた。

シリーズ次の「名もなき毒」も買ってあるのでそちらは興味が出てくるような小説であって欲しいと思った小説でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年10月26日
読了日 : 2021年10月26日
本棚登録日 : 2021年7月5日

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