妖談かみそり尼 (文春文庫 か 46-2)

著者 :
  • 文藝春秋 (2010年4月9日発売)
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本棚登録 : 211
感想 : 24
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耳袋秘帖妖談編の第2弾。
元ヤンチャな南町奉行の根岸備前守さんの究極の目的は、お金でどんな殺しも請け負う「闇の者」の組織を解明し、これを抹殺することとみつけたり!

どうもこの組織は、キリスト教となにかつながりがあるみたいなんだよねぇ…。
どれくらい続くお話になるのだろう。

この巻では、物欲がテーマになっているようでした。
お金儲けのために人為的に作られた流行に振り回されて、あたら若くて美しい娘としての人生を狂わせてしまった尼さんがいろいろあって還俗するまでのお話だったよ。

若い頃は迷うこともあるし、いろいろ悩んだうえで違ってたらまた別の道に進んでもいいんだね。
まぁ、それが若さの特権でもあるんだな!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代小説
感想投稿日 : 2016年1月20日
読了日 : 2016年1月20日
本棚登録日 : 2016年1月20日

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