ロッキングチェアに座って我が子にミルクをあげる父親の20分間。脈絡のない過去の回想を切り取って読ませるのってすごい。たまに「この一瞬を忘れたくないから書き留めたい。でも書き留めるには時間が掛かるから時間がもったいない」と思うことがある。そんな思いを形にしたらこんな感じなのかもしれない。読んでいて、夫婦だけの会話や行為、思い出がとても幸せな気持ちになった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
TheGuardian
- 感想投稿日 : 2020年3月24日
- 読了日 : 2020年3月24日
- 本棚登録日 : 2019年8月8日
みんなの感想をみる