仏蘭西に実際に留学して西洋文明の理解しようとつとめる日本人との間に存在している溝、それを解消しようとする苦悩が著者の小説の主人公を通じて、ひしひしと伝わってくる。異国情緒。そして絶望。でも、その感情の発露はある意味で正しく自然の成り行きなのかもしれないと感じた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(文学)
- 感想投稿日 : 2013年9月13日
- 読了日 : 2013年9月13日
- 本棚登録日 : 2013年9月10日
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