絵本マボロシの鳥

  • 講談社 (2011年5月17日発売)
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本棚登録 : 251
感想 : 42
3

子どもの頃に魅了された、藤城清治さんの影絵。
美しいだけじゃなく、どこか迫力があり、惹きつけられる。

太田光の話題作を絵本化したものだけど、藤城清治でなければ読まなかったと思う。
言いたいことは分かるが、物語にしては、文章が冗長。
それが言いたいなら、エッセイにしてって思う。
絵本としても、絵が充分に語ってくれていることを、わざわざ文章で浅くしてる感じは残念でした。
言いたいことは分かるし、テーマにも共感出来るので、勿体無いと感じてしまった。太田光も好きなんだけどな。

小説や物語は、書き手と読み手の信頼関係みたいなものもあると思う。
いひおほせてなんとする、じゃないけど、もっと読み手の読力に委ねてくれると、もっと読みやすいんじゃないかと、生意気に思ってみたりしました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説・物語
感想投稿日 : 2013年4月16日
読了日 : 2013年4月14日
本棚登録日 : 2013年4月14日

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