子どもの頃に魅了された、藤城清治さんの影絵。
美しいだけじゃなく、どこか迫力があり、惹きつけられる。
太田光の話題作を絵本化したものだけど、藤城清治でなければ読まなかったと思う。
言いたいことは分かるが、物語にしては、文章が冗長。
それが言いたいなら、エッセイにしてって思う。
絵本としても、絵が充分に語ってくれていることを、わざわざ文章で浅くしてる感じは残念でした。
言いたいことは分かるし、テーマにも共感出来るので、勿体無いと感じてしまった。太田光も好きなんだけどな。
小説や物語は、書き手と読み手の信頼関係みたいなものもあると思う。
いひおほせてなんとする、じゃないけど、もっと読み手の読力に委ねてくれると、もっと読みやすいんじゃないかと、生意気に思ってみたりしました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説・物語
- 感想投稿日 : 2013年4月16日
- 読了日 : 2013年4月14日
- 本棚登録日 : 2013年4月14日
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