原発再稼働「最後の条件」: 「福島第一」事故検証プロジェクト 最終報告書

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  • 小学館 (2012年7月25日発売)
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感想 : 14
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大前氏のよいところは、読者に理解してもらおうと工夫しているところ。写真や図、とくに表を使い、概要の把握から細部への落とし込みがわかりやすい。

あの箇所が生きていたけれど、この箇所がやられたからこうなった、というのがよくわかった。1号機から6号機の状況を表で並べたり、他の原発の状況を並べたりして、全体を把握しやすかった。
2号機はこれでもかというくらい不運だった。作業者の無念が伝わってくるようだ。

再稼働の是非の言及が原発と電力の範囲に閉じているので、そこをもう少し広げてくれたら、と感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2012年11月19日
読了日 : 2012年11月4日
本棚登録日 : 2012年10月6日

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