ココ・シャネル、ウォルト・ディズニー、バフェット、ゴッホ、坂本龍馬といった偉人たちの出生を分析し、その主観と環境にどのような欠乏感と充足感を持ち得たか、また、それが後の功績にどのように影響したかを分析。 これらの分析結果をもとに、読者自身の欠乏と充足はどうだったかによるタイプ分けが学べる。
偉人分析とは、7つの習慣のコヴィー博士もとった自己啓発アプローチですが、本書は啓発というよりも、自分のマーケティングといった方が適切かもしれません。
「なんでそんな簡単な事できないんだろう」周りに感じることってありませんか? ソレを簡単に出来ることがあなたの才能だとすると、本書はその才能にもとづく「考え方」「行動パターン」というのは、年齢を乗じた分だけ更に習練しつくされているものなのだから、あとは時代の求める形にパッケージしてあげるべきだとしている点、大変参考になりました。
また、才能というのが人生の光だとすれば、それがもたらす影の部分を必ず引き受けなければならないとしているのが良く腹に落ちたと感じました。
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- 感想投稿日 : 2013年10月17日
- 読了日 : 2013年10月17日
- 本棚登録日 : 2013年10月17日
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